届きました、JORDAN BRAND、「JORDAN BIG FUND」。
ひとまずは足通しと見た感じの感想を。
※勝手な意見ですので、あまりお気になさらず読み流してください。
この靴って一応ニューレトロラインって考えていいんでしょうか？
NBAでも履いてるのはブレイザーズのD・アンダーソンくらいだし…
リアルキックスかと言われると微妙な感じがします。
元ネタはAIR JORDAN IV。
ちなみに発売前の予約段階で貼られていた画像はコレ↓
http://image.www.rakuten.co.jp/shoes-ai-land/img10121156761.jpeg
私の手元にある白ナチュラルのよな配色とは随分違いますが何故？www
コードの「310003ー902」ってのも謎？
全体を見回して感じるのは
「何年前の靴？」
って感じ、レトロでもない、オールドモデルでもない中途半端さ。
ヒール廻りのシルバーあたりが見所なのかも？
ちなみにサイズはUS11。足を通してみると細めな感じですね。
紐を締め上げてみてもあんまりロックされる感じはないし、
サイドにあるモールみたいなのは補強かと思えばそうでもなく
AND1的なのっぺりアッパーには最新テクはないみたい。
NIKETALKでも上がってたようですが、そののっぺりアッパーには
最初から皺が結構入ってます。
履き皺とも違う、中の革と表皮の接着がたりない感じで整形したらこうなる感じ。
トゥガードの縫い目もすこし解れて見えます。
ヒール廻りのホールドほったらかし加減もどうかと思います。
では画像。
前から見る限り、タンの「JORDAN」を見ないとただの白い靴。
足入れ部は毛足の短いタオルっぽい質感で懐かしいです。
通常のタンでゴムベルト付きです。
横。わかるでしょうか、ミッドソールの大半がペカペカの塗装処理です。
絶対後で割れて剥がれると思われ。
後ろ。IVモチーフといいながらIIIにも見える不思議。
アウトソール。ここをみると「ああ、IVなんだなぁ」と思いますが
部分的にクリアソールにしてくれてもよかったんでわ？？？
ヒールUP。さあここがこの靴の見所と思われます。
ヒールパーツの外形に沿ったホールは靴の中まで達してます。
ヒールカップ自体はこのヒールパーツのようです。
前に向かうアッパーに沿って広がっていくのが踵のホールド不足の原因でしょう。
メタリックパーツ使いがIVレトロ＋を思い出させます。
AIR。AIR JORDAN XVIIでもそうだったけど、硬質樹脂のなかに
普通のヒールエアを入れているんですが、これってアリ？？？
エアの伸縮に対し、一緒に衝撃を吸収すべき外形のミッドソールが動かないのは
機能的に矛盾してる思うんですが…
履いて踏み込んでみると踵の中心部分だけプリッてする感じ。
姿勢が変わらないからいいのかって、BMWのテレレバーじゃないんだから…
なんだか子供向けのプラスチックが埋められた安靴みたいでXです。
問題点。ハコを開けた段階から入っていた皺です。
多分今年の干支モデル「ルースター」と同じ症状のような気がします。
通販のため、他の個体を見ていないので全てがこうとは言えませんが、
クオリティ低、な感じです。
一言で、ジョーダンバッチの付いたタウンシューズ。
何か「こういう事を感じて欲しいんだ」って感覚が希薄な靴だと思います。
ジョーダンブランドのクオリティ低下が言われているようですが、
どうも魂の部分が抜け落ちている気がします。
いいところは… 普段AIR FORCE 1やDUNKを履いてる人たちには
機能が威張らず(つか威張れないけど…)馴染みやすくていいと思います。
多分昨年出たJORDAN CUEと同程度のモデルなんでしょうね…
メタクソに言ってますが、予約前はこのシンプルさに良さを感じたんですね。
シンプルなのに機能性のある靴って…
でも
小売価格￥14,000ですが、これだと￥10,000以下の価値しか感じられません。
さて、どうしたものやら…
