US11

どうもUS11です

ZOOM GP I



来年復刻されるとの噂のAIR ZOOM GP I。
 
シグニチャーのAIR ZOOM FLIGHT 98(GLOVE)を経て、
5ドットが目印のアルファプロジェクトの初期モデルでもあります。
 
サイクリングシューズと陸上スパイクをモチーフに、
トゥのアウトサイドにAIR JORDAN XIIのような補強が入り、
インテグレイテッド・ラテラル・ラチェット・ミッドフット・ロックダウンシステム
(長!)というロックシステムでシューレース部分をアウト側のアッパーから
カバーするような仕組みになっています。
シューレースパイプがカバー部分の内側につき、インナーはダイナミックフィット。
 
AIR JORDAN XIIの補強部分は緩やかなカーブで構成されていて
違和感なくあのシルエットに収まっていますが、
(それでも国内では、あの全体のスタイルには馴染めなかったようですが…ww)
結構急な曲面で構成されているので、更に全体が有機的かつメカニカルです。


踵内側部分にはティムハーダウェイの準シグニチャー、
AIR T-BUG FLIGHTから使われ出したTPU素材のモンキーポーが使われています。
これは前モデル AIR ZOOM FLIGHT 98から継続のシステムですが、
98ではアッパーをめくることでアクセントとして見えていましたが、
今回は完全に見えませんが、使い込んでいくとアッパーが擦れ、
なんとなく浮かび上がってきます。
 
この靴は28.5と29.0cmを持っていましたが、やはり狭め。
ロックダウンシステムは甲の高さには対応しますが、足幅はやはり足幅。
ここは合わせるべきでした。
ロックダウンの操作感が面白くて、ひたすらカチャカチャしますが
絞めすぎないよう、適度になると空振りします。
シューレース自体の締め上げも可能です。
ですが、紐をさわっている間、カバー部分が邪魔で邪魔でしょうがないです。
 
ファイロンミッドソールに前後分割のズームエア、ミッドフットあたりに
配された大きめのシャンクプレートが搭載されてました。
やや軽めな印象ですが、いろんなパーツがなんだか斬新で
新兵器な感じが強かったのが印象に残っています。

黒×黄×赤、白×黒×濃緑が正規販売、海外のみで紺×白×青と黒×白×金が出ましたが
結局手に入れられたのは国内の黒×黄×赤と、海外の紺×白×青でした。
黒×黄×赤は、黄色がシアンがかっているネオン系の黄色で、
黒との組み合わせのドギツサからか、あまり人気は出なかったと思います。
 
当時、何となくSLAMを購入し出していたので、本国との広告の違いを
面白く見ていました。
本国は「Lightning Bolt」という感じでGPのプレイ中のシルエットを
雷が構成している絵画風の展開で、
国内は確か「生意気」と展開していた、拡大縮小切貼り上等、な
コラージュ式の広告でした。
インパクトとしては「生意気」に軍配が上がるかなぁ…
多分残ってたと思うので今度探してアップします。
  
その後ペイトンのシグニチャーはシャープなシルエットのGP III、
MORFコンセプトに巻き込まれた着せ替えアッパーのGP III、
一転してメタリックな外観のGP IVまで続き、
最近はキッド同様JORDAN BRANDの顔となっています。
 
独特の外観に軽い履き心地、と意外と悪くなかったと思うバッシュですが、
国内での販売はありえるかなぁ?というのが本音です。
白×黒と黒×セルテックグリーンが予定されているようですが
楽しみです。