久々にスーツの日だったのでひっぱりだして履いてみました、
AIR ZOOM FLIGHT TURBINE。
確か2002年頃のフライトカテゴリーのトップモデル。
前年のHYPER FLIGHTから継続のパテント使いがちょっと子供っぽい。
色も単色使いのモノと派手目のツートン(オレンジ×白とか青×銀)とこれもHYPER的。
でも、この黒パテ×黒×銀はフォーマルな感じにも見えるのでスーツに合わせています。
履き口周りの機構のせいで踝周りがファットなので、
シェイプがしなやかなHYPER FLIGHTのほうがスーツには合うのかもしれない。
で、TURBINE、履き口周りが特殊です。
おおざっぱに言うと履き口の前後が逆でいい感じなのです。
ふつうの靴だと、リア側からヒールカップを外皮ごと前足部で
シュータンの上からシューレースで締めますわね。
でもこの靴は逆。
ヒール側にシュータンがあって、それで踵周りをフィットさせながら
前足部のシューレースで締める。
外皮はシュータンについた締め付け用のストラップをくぐらせてフィットさせるのです。
これが以外といいのです。
慣れない頃は少し違和感があるけど、前足部が幅広な私は
フォアフットであわせても踵周りが締められるので
足が靴の中で遊ばないのですごく心地よいフィット感です。
さらにインナーはダイナミックフィット(って今も言うのか?)なのでさらに倍!です。
ちなみに私はUS11を持ってますが、ちょと甲低・幅狭な感じなので
ハーフアップの方がホントはよかったハズ。
残念ながらこのシステムはこのモデルのみの採用。
翌年の2K3ではふつうに戻ってますし…
これ、もう少し煮詰めれば最強のKICKSになりそうなんですけどね。
●シュータンの引き上げ用のストラップの位置を下げる
●サイド側のフィットにポンプシステムで締める
●インサイドに補強(デザインの関係か足が内側に倒れる感じがするです)
●も少しカットを高くする
エアもフルレングスのズームエアでとってもフカフカして気持ちいいけど、
ZOOM FLIGHT'96くらいにほんの少しシメたら最高だしね。
全部まとめてもとてもいいKICKSだったけど、売れなかったみたいですね。
上記を含めてレトロ化しませんかね、NIKEさん?
追記:TURBINE、日本語表記だと「タービン」だのにどうして「ターバイン」なの?>NIKE JAPANさん
確かにJAVA関係で聞いたことあるけど、商標の問題?
思わずダンバインの仲間かと思たよ。