US11

どうもUS11です

AIR PENNY 2

stmr2004-09-16

かれこれ懐かしいモデルですが、AIR PENNY2。
今までで計4足を所持しておりましたが、最後のデッド黒青が嫁入りした記念で(^^;)。
 
当時オーランドマジックのアンファニーハーダウェイのシグニチャー第2段で
ちょうどナイキブームの終焉あたりで発売されていましたね。
スエードっぽい人工皮革のアッパーにゆるやかな曲線を描く3Mの反射テープライン。
ミッドソールから伸びたアウト側のシャンク。そしてブルーのクリアソール
曲線を軽妙に使ったデザインがすばらしいKICKSでした。
 
最初に見たのは96年夏・コンビニで立ち読みした雑誌に掲載されたサンプルモデル。
ファーストカラーの白×青サンプルだったけど、
アウトソールは白1色のフツーソール。
足入れ部が銀×青の細いストライプ。
他いろいろ市販品とは違いはあったけど、
なんだか白が強くてテニスシューズかと思うほど。
 
白×青は難なく買えましたが(初期ロットのスウッシュ+1996)、
黒×青は思い切り出遅れてしまい、並行モノを2万オーバーで購入。
今と違、い当時の仕事だと贅沢できてたから買えたようなもんですが…
履きつぶしたあと、ヤフオクで両カラーを再購入。(1万前後でしたっけ)
なぜか白×青は行方不明になり、今回ロッカー整理もあって黒×青がドナドナでした。
 
履き心地。
アッパーの素材の柔らかさと、弾力あるタンのおかげで心地よい足入れ感。
フォアフットにズームエア+リアフットにマルチチャンバーエア。
この組み合わせが生む柔らかな履き心地を楽しめました。
アウト側のシャンクと土踏まず当たりに入っていたカーボンシャンクのおかげか
捻れず動きやすいKICKSで、今まで所持したKICKSの中では1〜2を争う出来。
1番はZOOM FLIGHT '96、って'96年って豊作だったのね、やっぱり。
 
問題は耐久性。
アッパーの柔らかさは痛みの早さの止めようがなく、だんだんボロボロに。
そしてマルチチャンバー+クリアソールの宿命、
次第にクリアソールがマルチチャンバーと接している部分から剥離しはじめ
やがてエアが抜け出してパンクしてしまう。
アッパーは誤魔化し出来ても、履き心地に影響するエア抜けは
履くのをあきらめさせてしまいます。
ZOOM FLIGHT '96もそうだけど、この当時のクリアソールの減りが異様に早く
ZOOM AIR モデルの特徴である、アウトソールの同心円のモールも
いち早く欠けていってましたね。
 
性能はとってもマイルドなのに、耐久性だけ異様にピーキー(笑)。
 
おかげで復刻さえされね。
PENNY 1は来年また復刻されるようですが、あれは足が合わないのでパス。
(内張が足の変なところに当たって痛くて履けなかった。これは私だけかも。)
AIR MAX CBが復刻される昨今、期待せざるを得ないです。
復刻されたら3足は買いますよ、NIKEさん。
 
ちなみにUS11で問題なしです、私の場合。US10.5も何とか履けるかな?